初めてインプラントを受ける方

インプラントは、正しく適用すれば多くのメリットが得られる治療法です。
第一に、入れ歯やブリッジと異なり、アゴの骨に人工歯根を直接埋め込むため、義歯がしっかりとアゴに固定されるという利点が挙げられます。

人工歯根は天然の骨と有機的に結合して身体の一部となるので、義歯のぐらつきなどがなく、食事の際にも天然の歯と同じ感覚で噛むことができます。

また、入れ歯やブリッジのように、周囲の歯に器具をかけて固定する必要がないので、健康な歯に負担を掛けないことにも繋がります。
審美的な観点でもインプラントは従来の治療法より優れています。

入れ歯の場合、義歯を固定している針金がほかの人に見えてしまうことは避けられませんが、インプラントは人工歯根にかぶせるように義歯を装着するため、外からパーツが見えないという特長があります。

また、義歯も患者様一人一人に合わせて専門の歯科技工士が作りますので、きわめて自然な見た目になり、周囲の歯並びから浮いてしまうことがないのです。

さらに、従来の治療法は義歯の劣化や摩耗が宿命としてありましたが、インプラントは口の中を清潔に保ってさえいればほぼ劣化することは有り得ず、生涯にわたって使い続けることができます。

八王子歯周病インプラントセンターより引用

インプラント成功の鍵は適切なシミュレーション

次世代インプラントに不可欠なガイデッドサージェリー

ガイデッドサージェリーとは、CT画像をもとにシミュレーションを行い、「ガイド」とよばれる手術時に口腔内にはめるテンプレートを作製します。
そのガイド通りにインプラントを行うことで、より正確な位置、角度に埋入することができます。
また、ガイドはストッパーの役割も持っていますので、的確な深さまでインプラントを埋入することができます。

サイナスリフトについて

上顎と上顎洞との距離が狭く、そのままではインプラントは不可能な場合で、ソケットリフト法では対応できない骨の高さが 4mm以下の場合に行う方法です。
一般的にサイナスリフト法と同時にインプラントの埋入は行わないため、サイナスリフト後に骨の増大と安定が完了するまで4~6ケ月程度の期間を待たなければなりません。しかし、上顎の骨の高さが 4mm以下の場合にはこの方法以外にインプラントを行うことは不可能です

 

サイナスリフトって何をするの?

上顎の歯槽骨の上部(頬骨の奥)には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、鼻腔へとつながっています。

上の奥歯を失ってしまうと、上顎洞が下方に拡大していきます。
同時に、失った歯の周囲の歯槽骨が吸収されていくので、歯槽骨の厚みが加速的に減少していきます。

上顎の歯槽骨にインプラントを入れるための高さが不足している場合、サイナスリフトによって骨の高さを確保する必要があります。
サイナスリフトは、歯槽骨が5ミリ以下の症例でも十分対応可能です。

サイナスリフトとは、Maxillary Sinus Augmentation と言い、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を洞底部から剥離して挙上し、その挙上によってできた空隙に自家骨や骨補填剤を移植することにより上顎洞底部の位置を上げ、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。

歯槽骨の厚みがある場合は、サイナスリフトとインプラント埋入を同時に行いますが(一回法)、著しく歯槽骨が吸収されているケースではまずサイナスリフトを行い、骨が安定するまで6~8ヶ月ほど治癒期間を置きます。 その後でインプラントを埋入します。(二回法)